●Dell OptiPlex 3060 3600 SFF を中古で買った
サブPCとして使っていた古い自作PCが壊れたので、代わりに中古のメーカー製PCを買ってみた。
●サブPC(自作機)が起動しなくなった
今までサブPCとして、メイン機をアップデート中などにちょっとWebを見る、的な軽い使い方をしていた古い自作機が急に立ち上がらなくなった。
サブPCは大昔に自作したCore 2 Duoマシン。組んでから10年以上は経っている。Windows10をインストールした当時の記事はこちら。
まあどこが悪くなっても不思議ではない古さなので、代わりのPCを買って、壊れたPCはまたいつか修理してみることにした。
●メーカー製の中古PCを買うことにした
しばらく自作PCを使い続けてきたけど、久しぶりにメーカー品を使ってみようと思った。軽い用途のサブPCなので、中古品を通販サイトで買うことにした。
使った中古パソコン通販サイトは、横河レンタ・リースが運営する「クオリット(Qualit)」。企業向けのリース期間が終わったPCを整備・クリーニングして販売している感じ。
厳選した中古パソコン、中古PCのクオリット|横河レンタ・リース
そこで期間限定セールしていた、Dell(デル)の 「OptiPlex 3060 3600 SFF(スモール・フォーム・ファクタ)」を買った。
OptiPlex 3060タワーおよびスモール・フォーム・ファクタ | dell e-catalog
●Dell OptiPlex 3060 3600 SFF を買うまでの流れ
私が買いたかった中古PCのイメージはこんな感じ。
・予算は3万円くらいまで
・メーカーは HP か Dell あたり
・CPUは Intel の Core シリーズ、i3でも充分
・光学ドライブあり
・拡張性は重視しない、スリムタイプで充分
・重いゲームはしない、CPU内蔵グラフィックで充分
・メモリは増設すればいいので少なくても構わない
・ストレージは SSD にしたいが HDD 版を買ってから換装しても構わない
・Windows11 へのアップグレードに対応している世代のマシン
この条件で絞り込んで、Dell OptiPlex 3060 3600 SFF に決めた。
期間限定セール品、2万5千円くらいで買えた。
●Dell OptiPlex 3060 3600 SFF の主なスペック
先にも書いた、このメーカーページに概要が載っている。
OptiPlex 3060タワーおよびスモール・フォーム・ファクタ | dell e-catalog
・Intel Core i3-8100(4コア/6 MB/4 T/3.6 GHz/65 W)
・Microsoft Windows 10 Pro 64ビット
・4GB(4GB x 1)2666 MHz DDR4メモリ
・500GB HDD SATA
といった感じ。
この世代よりも前のCPUを載せた製品も売られていたけど、Web検索してみるとWindows11へのアップグレードに対応していないという情報がけっこう出てきた。
というわけで、8世代Coreの製品を選ぶ代わりに、メモリやHDDが多少非力でも目をつぶって、あとから自分で増設・換装すること前提でこの機種を注文した。
●こんな感じで届いた
注文して3日以内に発送、ということだったけど、2日で発送された。
箱はPCメーカーのものではなく、ショップ専用の段ボール箱が使われていた。
中は巨大プチプチでしっかり梱包されていて、輸送トラブルもなかった。
内容物はPC本体、有線マウス、有線キーボード、電源ケーブル、キングソフトオフィスのライセンスカード、納品書。
紙のマニュアルは付属していないけど、先に書いた製品リンクからとても詳しいオンラインマニュアルが見られるので問題なかった。
本体は「美品」表示の通り綺麗。キーボードやマウスは多少の使用感があるけど、いま自作機に使っている自分のものより綺麗なくらい。
なお、マウスが有線だったので、手持ちのワイヤレスマウス(ロジクール)を使うことにした。
キーボードはしばらく付属のものを使っていたけど、ちょっと配列が特殊だったりしたので、結局いままで使っていたマイクロソフトの有線キーボードを使っている。
元のサブPC、ミドルタワーの自作機と並べるとこんな感じにコンパクト。
●Dell OptiPlex 3060 3600 SFF の使用感
さっそく使ってみた。
ケーブル類を全て接続して電源を入れると、何やら延々とセットアップ画面が出てくる。
発送時点で、HDDを製品出荷時の状態にリセットしてあるらしい。
昔のメーカー製PCのような、製品を出荷時状態にする「リカバリーCD」的なメディアは添付されていなかったけど、調べてみると同様のリカバリーUSBメディアを作成できるオンラインサービスが提供されていた。詳細は記事最後の Windows11アップグレード記事へのリンクから。
というわけで、Windows10を最新の状態に持っていくまで Windows Updateをかなりの長時間かけて実行する必要があった。
最新版への更新が終わり、いろいろな動作を試してみたけど、メモリ4GB + HDD という構成なので、案の定動作が鈍い。
「スタートボタンを押してからスタート画面が出るまで」「デスクトップで右クリックしてからメニューが出るまで」「漢字キーを押してから日本語入力できるようになるまで」に1テンポ遅れる。Webブラウザのスクロールも引っかかる感じ。Windows自体の立ち上がりも遅い。
でもこれは想定内のことだったので、後日メモリ増設・SSD換装することにした。
また、Windows11 へのアップグレードが可能な機種であることは確認できたので、いずれ時期を見て移行しようと思う。
●メモリ増設・SSD換装の詳細
実は本体が届いた直後にメモリ・SSDを注文して換装、この記事を書いている時点で換装済み・完動の状態。
メイン自作PCと同じ、メモリ 16GB + M.2 SSD 500GB の状態で使っていて、普段使いにはほとんどストレスを感じないサクサクの状態。もしかしたらメインPCより軽いのでは、といった感じ。
増設・換装の詳細については、また別に書いてここからリンクしようと思う。
というわけで、サブPCとしては充分な性能で満足している。いい買い物と言えるんではと思っている。
※メモリ増設(4GB → 16GB 換装)記事
※ SSD換装(500GB SSD 増設)記事
※ Windows 11 アップグレード記事
※グラフィックボード増設記事
※HDD交換(500GB → 4TB 増量)記事
※CPU交換(Core i3-8100 → Core i7-8700)記事