hideboxのブログ

淡々と情報を書いていますが、生成AIによる自動ブログではなく、生身の人間が書いたオリジナル記事です。

ジャパネットたかたの0円タブレットは買いか(ファーウェイ Mediapad T1 10)

最近テレビやラジオでよく紹介されている、ジャパネットたかたの10インチ0円タブレット
たぶん中高年層がメインターゲットの商品だけど、普通にネットで買うのと比べてどの程度得か(損か)調べてみた。


ちなみに私が使っているタブレットは、ASUSのNexus7(2013)。
2014年1月に購入、約3年使っている7インチタブレット。買ったときの記事はこちら。
hidebox.hatenablog.com
ネットはPC用に光回線を引いているので、タブレットSIMカードはOCNモバイルONEの格安SIM(月900円)を使って、部屋ではWi-Fi、外ではLTEという使い方をしている。


●製品は ファーウェイ Mediapad T1 10

そんなわけで、そういう使い方をしている私から見た、ジャパネットたかたの0円タブレット
メーカーは中国のファーウェイ(HUAWEI華為技術。製品名はMediapad T1 10
ファーウェイは最近魅力的なスマホも出しているし、勢いのあるメーカーだとは思う。


たかたの商品ページはこちら。
https://www.japanet.co.jp/shopping/tablet/catslist/ATINLP000000000015775/PDW000900001/


そしてファーウェイの商品ページはこちら。
HUAWEI MediaPad T1 10 機能
http://consumer.huawei.com/jp/tablets/features/mpt1-10-jp.htm


●ファーウェイ Mediapad T1 10のスペック検証

スペックをざっと見て気になった部分としては、
・メモリが1GB
・ストレージが8GB
・画面解像度が1280x800
Androidのバージョンが4.4
といったところ。


メモリが1GBというのは、最近のスマホのメモリが2G-3G当たり前な状況からするとかなり少ない部類で、私が使っているNexus7(2013)の2GBでもメモリを食いつぶしてメモリ解放ソフトのお世話になる現状なので、ちょっと辛そう。


ストレージが8GBというのは、システムや標準アプリ込みの容量なので、ちょっとアプリをインストールしたらすぐ一杯になりそうな感じ。ちなみにNexus7(2013)では32GBだけど、それだけあってもあれこれインストールしていたら容量パンパンになって、要らないアプリを消したりとやりくりが必要な感じ。
SDカードを増設してデータをそちらに保存できるのが救いか。


画面解像度の1280x800というのは、まぁ実用的には問題なさそうだけど、割と安いタブレットでももう1段階高解像度のフルハイビジョン(1920x1200)があったりするので悩ましいところ。


Androidのバージョンは、バージョン7が出ている時点で、なんで今さら4.4なのかといった感じ。そろそろ動かないアプリとか出そうだし、3年使い続ける契約なのでちょっと心配な部分。


総合的にはまともに動く最低限のスペックといった印象。個人的にはもうちょっと出してメモリやストレージの多い、解像度の高い、Androidのバージョンの新しいものを選びたい感じ。


● Mediapad T1 10をジャパネットたかたで購入する場合の費用

さて、そんな超入門スペックのタブレットにいくらかかるか。
・本体0円
・通信費(ワイモバイル)1年目1,111円x11か月=12221円、2〜3年目3,696円x24か月=88,704円
の、計100,925円(3年間)


比較対象として私のNexus7(2013)では、
・本体 約40,000円
・通信費(OCNモバイルONE)900円x36か月=32,400円
の、計 約72,400円(3年分)


というわけで、本体価格が4万円くらいするタブレットを選んでもジャパネットたかたの0円タブレットよりは割安という結果になった。
これは月額最大容量の小さいデータプランを選んでいるから割安にできるわけだけど、実際光回線Wi-Fiで大容量のアプリやデータのダウンロードを済ませてしまえば、月々のデータは3GB程度で済んでいる。ワイモバイルのプランは7GB上限なので、そこまで使わない人でも高い通信料を固定して払ってしまう可能性がある。


●結論

・自宅に光回線などのインターネット回線を引いている人(Wi-Fiと併用する)
・手厚いサポートがあまり必要ない人(自分でやる、または助けてくれる人がいる)


は、頑張ってもう少しランク上のタブレットを選んでみるのもいいんでは?という感想になった。
実際、Nexus7(2013)程度のスペックなら、購入後3年経った今でも何とか使えている。


もちろん「自宅にネット回線がない」「お金がかかっても手厚いサポートが欲しい」「あまりPC関連に詳しくない」「周りに詳しい人がいない」という人は大勢いると思うので、そんな人はジャパネットたかたのサービスも助けになるんだろうなぁと思うけど、別の選択肢もあるということを、ちょっと考えてみるのもいいんじゃないかと思っている。


●比較検討するとしたらこんなタブレット

いま使っている7インチタブレット、nexus7(2013)の後継機的なポジションの、
8インチタブレットASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL)


ASUSの製品ページはこちら。
https://www.asus.com/jp/Tablets/ASUS-ZenPad-3-8-0-Z581KL/
スペックは、メモリ4GB、ストレージ32GB、画面解像度2048x1536Androidのバージョン6.0
たかたの0円タブレット(ファーウェイ MediaPad T1 10)比較で、メモリとストレージは4倍、画面解像度は2倍、Androidのバージョンは2世代新しい。
Amazonだと4万円程度で買えるようなので(2017.1現在)、まさにnexus7(2013)後継で、先に書いた3年間にかかる費用の比較通り、たかたのタブレットよりも安上がりに使える。


そして私が組み合わせている格安SIMカード、OCNモバイルONEのページはこちら。
http://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html
月々900円からの安いプランなど自分でプランを選べて、3年縛りなどの強制がないからプラン変更や解約も楽。
なお、室内(自宅ネット回線)のWi-Fi専用タブレットにするならSIMカード契約すら不要。初タブレットを試したい人なら、まず本体だけ買って自宅Wi-Fiで使ってみるのもアリだと思う。