メインPCのグラフィックボードを買い換えた。
ASUSの GT710-SL-2GD5-BRK。GPUは NVIDIA Geforce GT710。VRAMは2GB。
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GT710-SL-2GD5 | ビデオカード | ASUS 日本
今までのシステムはこんな感じ。
CPU： Intel Core i7-870
マザーボード： ASUS P7P55D-E
メモリ： 16G(4Gx4)
電源： 玄人志向 KRPW-V2-700W
グラフィックボード： ASUS ENGTX460 DirectCU 1GB（NVIDIA GeForce GTX 460）
サウンドボード： Creative PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium
SSD： 480G (SanDisk Extreme PRO)
●買い換えのきっかけ
あまりゲームをしないライトユーザーなので、CPU・グラボ共それほど不満もなく今まで使っていた。
グラボ買い換えのきっかけはWindows10の大規模アップデート、Windows 10 May 2019 Update（バージョン1903）。
なかなかアップデート可能状態にならす、「お使いのデバイスでは、まだ準備が完了していません」表示が続いていて、しかも何のデバイスが問題なのか分からない状態。
サウンドボードを外しても解決せず、それならグラボだろうかと考えて、今回の ASUS GT710-SL-2GD5-BRK を買ってみた。
結局グラボを替える前に Windows 10 May 2019 Update がインストールできる状態になり、グラボは関係なかったわけだけど、せっかくなので買ってきたグラボに交換してみることにした。
●ASUS GT710-SL-2GD5-BRK の外観
箱はこんな感じ。
本体はこんな感じ。ファンレスで大きなヒートシンクがついている。補助電源は不要。
ロープロファイルで使える金具もついていた。
●ASUS GT710-SL-2GD5-BRK の使用感
CPU：Intel Core i7-870 （初代Core i7）
マザーボード：ASUS P7P55D-E （レガシーBIOSの機種）
という古いシステムだけど、問題なく認識して使えた。
今までのグラボ、GeForce GTX 460はグラフィックドライバの更新が終了してしまったので、最新のドライバが提供されるという点では安心感がある。
ファンレスというのも嬉しい。今までのグラボは静音ケースに組んでいたし、グラボに高負荷のかかるような使い方はあまりしていなかったのでノイズはそれほど気にならなかったけど、今回のグラボはファンレスのぶん、さらに騒音が小さくなった。
GPU性能（NVIDIA Geforce GT710）に関しては、はっきり言ってゲーム用途には非力な感じ。
3DMarkなどのゲーム用3Dベンチマークソフトをいくつか走らせてみたけど、今まで使っていた古いグラボ（GeForce GTX 460、当時のミッドレンジグラボ）の半分くらいの数値。
Steamから動作が軽そうな安いゲームをいくつかインストールしてみた。
「Half-Life2」「Minecraft」「Portal 2」など、ちょっと前のゲームや、バリバリ3DのFPS以外のゲームなら何とかなりそうだけど、「Tomb Raider」くらい画面を作り込んだゲームは、GeForce Experience設定で「最低仕様を満たしていません」警告が出た。
ただ、用途としてはパッケージにもあるように「手軽にマルチディスプレイ」だと思うので、これはこれで必要充分な性能なのではと思う。
普段のWeb表示、動画表示、画像処理などにはまったく問題なく使えるし、VRAMが1GBから2GBに増えた効果なのか、グラフィックソフトの動作が安定した。
具体的には、PaintShop Pro 2018で画像をたくさん開いてコピペしたとき、選択範囲がうまく表示されない不具合が出なくなった。
というわけで、けっこう調子がいいので元のグラボには戻さず、3D性能には目をつぶって、しばらくこのまま使い続けようかと思っている。
追記：（2020.12.30）
GeForce GTX1650搭載のグラボに買い換えた。
これならそこそこ実用的なレベルでゲームもできるのでは、という印象。
