2010.11.11の記事にも書いた3Dベンチマークソフト「Unigine Heaven Benchmark」だけど、新自作PCにしてから音（BGM）が出ない不具合が出ていた。
PC構成は、ASUS P7P55D-E・Intel Core i7-870・NVIDIA GeForce GTX460・メモリ8G（UMAX 4Gx2）。サウンドは、オンボードのVIAチップ（VIA VT1828S）。
オンボードでも音質はけっこういいので、もしも問題なく動くなら外付けサウンドカードは要らないかと思っていたけど、ほかの3Dベンチマークソフトや3Dゲーム体験版でも、サウンドドライバ関係と思われるエラーがたまに出てプログラムが止まったりする。
というわけで、今サブマシンとして使っている先代メインマシンのUSB外付けサウンドブラスター（Sound Blaster X-Fi Surround 5.1）を試しに接続してみたところ、ちゃんとBGMが鳴るようになった。ただし、単に接続しただけ（Windows標準ドライバ）では音は出ず、製品添付のドライバをインストール後に音が出た。
サウンドデバイスを変えたら、ほかの3Dベンチマークソフトで発生していた不具合も出なくなった模様。USB接続ということでオンボードや内蔵カードと比較して処理速度が心配だけど、今のところ問題なく使えている。またいいサウンドカードがあれば買うかもしれないけど、とりあえず当分はこの構成でいこうと思っている。オンボードのVIAチップはBIOSで無効にしてしまった。
追記： （2011.2.2）：
数日前に内蔵タイプのサウンドカードを買ってみた。CreativeのPCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium。
カードを接続した直後は音が出なかったが、何かの拍子に出るようになった。
ただ、OSをクリーンインストールしてみたところ、Windows7(64bit)でもVista(32bit)でも音が鳴らなくなった。やはりHeaven Benchmarkはサウンド関係のプログラムに不具合があるのか？
追記： （2010.3.16）
開発元UNIGINEのサイトに解決方法があった。ちなみに3/2にバージョンアップしてV2.5になっていたけど不具合はそのままらしい。
http://www.unigine.com/products/heaven/
Known Issues（既知の問題）
Crash on Creative SB X-Fi cards
Please switch your sound card in gaming mode to get correct work with OpenAL library.
（Creative SB X-Fi カードではクラッシュする。OpenALライブラリが正しい仕事をするために「ゲームモード」に切り替えろ）
X-Fi Titaniumの添付ソフト「コンソール ランチャ」では、確かにモードを切り替えられるようになっていて、普段は「エンターテインメント モード」で使っていた。それを「ゲーム モード」に切り替えたら音が出るようになった。このベンチマークはOpenALで音を出しているけど、それが「エンターテインメント モード」ではうまく動かないということらしい。まあ不具合には変わりないので、今後のバージョンでは修正してほしいと思う。
まとめ記事も書いておいた。
Creative「PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium」の不具合対策まとめ (2011.4.9)
追記： (2012.10.20)
バージョン3.0では音の出ない不具合が解決。
UNIGINE Heaven DX11 Benchmark 3.0では音が出ない不具合が解決
ちなみに新自作PCのベンチマークスコア。
FPS: 30.8
Scores: 776
Min FPS: 14.1
Max FPS: 68.2
前回の記事で書いた、Core 2 Duo E6600 2.4G + GeForce GTX460 のスコアはこちら。グラボが同じということもあるけどほとんど変化はなかった。CPU高速化によるスコア向上はないのか？ただ、CPU使用率は前CPUの100%近くから劇的に下がって、10%台で余裕の動作。
FPS: 31.1
Scores: 784
Min FPS: 10.6
Max FPS: 73.9
ダウンロード先：NVIDIA クールスタッフ - デモ
http://www.nvidia.co.jp/object/cool_stuff_jp.html#/demos/2307
