hideboxのブログ

淡々と情報を書いていますが、生成AIによる自動ブログではなく、生身の人間が書いたオリジナル記事です。

UNIGINE Heaven Benchmark 4.0を試してみた

UNIGINE Heaven Benchmark(ヘブン・ベンチマーク)は綺麗な画面が気に入っている3Dデモソフト(ベンチマークソフト)。
以前にも何度か記事を書いている。
Unigine Heaven Benchmark を走らせてみる (2010.11.11)
Unigine Heaven Benchmark の音が出ない不具合→解決 (2011.1.26)
UNIGINE Heaven DX11 Benchmark 2.5を試す・音が出ない不具合解決 (2011.3.16)
UNIGINE Heaven DX11 Benchmark 3.0では音が出ない不具合が解決 (2012.10.20)


最近V3.0を走らせていたら、ランチャの広告部分に新バージョンがリリースされたようなメッセージが出ていたので公式サイトにアクセスしてみたところ、V4.0が出ていた。リリースは2013年2月12日らしい。
http://unigine.com/products/heaven/


さっそくインストールして実行してみた。
ランチャのデザイン、ベンチマークの基本的な内容は前バージョンと大差ない感じ。例のイイ感じのBGMも変更なし。
ただ、不具合改善といった印象の大きかったV3.0よりも、画面処理の向上点がけっこうあった。
特に分かりやすかったのが光の処理で、画面に映り込む太陽の輝きが明らかに変わっている。今まではどことなくアニメっぽい、作り物感のあるエフェクトだったけど、今バージョンはかなり自然になった。
あと、フォーカスの当たっているエリア、ぼかされるエリアもはっきり区別されて表現されるようになったり、クオリティレベルを調節できるようになったり、テッセレーションの設定がちゃんと保存されるようになったり、あちこち手が加えられていた。



なお、Unigineのトップページを見てみたら、いつの間にか別のベンチマークソフトもリリースされていた。
「Valley Benchmark」というらしい。こちらは「Heaven」のような人工建造物は一切出てこない、森をシミュレーションした3Dベンチ。こういう自然物の表現は3DMarkシリーズにもあったからそれほどの驚きはないけど、Heavenの制作集団ということでクオリティはなかなか。
http://unigine.com/products/valley/