hideboxのブログ

淡々と情報を書いていますが、生成AIによる自動ブログではなく、生身の人間が書いたオリジナル記事です。

ASUS P7P55D-E(Core i7-870)にWindows10をインストールしてみた

Windows10の無償アップグレード期限(2016年7月29日)が迫ってきた。
サブPC(ASUS P5B,Core 2 Duo E6600)はWin10リリース当日の2015年7月29日にアップグレードを済ませているけど(過去記事)、メインPC(ASUS P7P55D-E,Core i7-870)はずっとWindows7で引っ張ってきた。


メインPCのシステム構成はこんな感じ。
CPU:Intel Core i7-870
マザーボードASUS P7P55D-E
メモリ:16G(4Gx4)
電源:玄人志向 KRPW-V2-700W
グラフィックボード:ASUS ENGTX460 DirectCU 1GB(NVIDIA GeForce GTX 460)
サウンドボード:Creative PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium
SSD:120G (INTEL 330・SSDSC2CT120A3K5)


Win10へのアップグレードをためらっていた理由の一つにSSD容量が少ないことがあった。いろんなアプリを消しても残り10G程度になってしまい、これではWin10にしてもちょっと厳しそうだと思っていた。
そんなわけで大容量のSSDに買い換えてからメインPCをWin10化することにした。
7月12日にはSSDも買って(SanDisk Extreme PRO 480GB、過去記事)、システムにも余裕ができたので、重い腰を上げてアップグレードしてみることに。


きっとトラブルも出そうだと思ったので時間的に余裕のある連休を選んで7月16日からアップグレード作業開始。


作業手順としては、
Windows7上のメールなど、アプリのデータをバックアップ
・新SSDWindows7 HOMEクリーンインストール
・バックアップした設定を復元
Windows8 Proにアップグレード
Windows8.1 Proにアップグレード
・そこからWindows10 Proに無料アップグレード
こんな感じ。途中にPro版のWindows8を入れることで、Windows10 Proがインストールされるようにした。


実際に作業してみたら、クリーンインストールだから簡単かと思ったら甘かった。
まずWindows7クリーンインストールした後、Windows Updateで最新版にする作業が異常に長い
更新プログラムを確認しています...」が何時間経っても終わらない。ググってみると最近のWindows7は更新プログラムが増えすぎて異常に時間がかかるらしい。
永遠に終わらないわけではなさそうなので待ってみたら、何と開始から10時間後にダウンロードが始まったこれはひどい
ググってみた結果、最初にあらかじめ一部のプログラムを手動で入れておくと速く終わるらしい。今後インストールする機会があったら試してみることにする。


Windows7が無事入った後のWindows8Windows8.1は割とスムーズに進行。


そこからWindows10へアップグレード。
一度Windows8.1からWindows10にアップグレードしておけば、ダウングレードしても後からまたWindows10を再インストールできる権利は残るということなので、DVD-RとUSBに再インストール用ファイルも保存しておいた。



Windows10のインストール自体は順調に進み、無事インストール完了。
マザーボード関連の不具合はなさそう。グラボもWindows10用ドライバで動いている。
常用しているソフト、ブルーレイドライブにバンドルされたソフトもほとんど問題なく動いた。
ただ、PC本体のほか周辺機器がほとんど5年以上前に買ったものなので、周辺機器のドライバが対応していないものがいくつもあった。


不具合や機能制限が出た周辺機器の例。
サウンドボード Creative「PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium」
  音は出るが、細かい設定のできるプログラムはインストールできない。
・インクジェットプリンタ Canon PIXUS iP4600
  Windows10用ドライバが提供されない。Windows8用ドライバでかろうじて動くが、インク残量などのメッセージが出ない。
  追記:「インク残量少ない」メッセージは出た。いつの間にか改善したのか残量が少ないときだけ出るのか不明。
・スキャナ CanoScan 8400F
  Windows10用ドライバが提供されない。Windows7用ドライバで何とか動くが、ランプの光量調整に異常に時間がかかる。私はたまにしか使わないからまだいいけど、頻繁に使う人は支障が出そう。
  追記:何度か使ったら光量調整の時間が今まで程度に短くなってきた。しばらく使っていなかったのが原因かもしれない。これは完動と言っていいかも。


など。
古めの周辺機器用ドライバの切り捨てがけっこうあって残念。
不具合を承知で周辺機器の寿命までWindows10で騙し騙し使うか、いったんWindows7に戻して寿命まで完動状態で使うか迷い中。
まあいつでもWindows7に戻せる準備はできたし、Windows10自体はなかなかサクサクで使いやすいので、しばらくこの使用感を試しつつWindows10のまま行ってみようかと思っている。
追記:不具合はいろいろ解決したので、このままWin10で落ち着くかも。




追記:(2016.8.4)
Windows10 Anniversary Update(バージョン1511)が8月2日から提供されたけど、Windows Updateに表示される「順番待ち」をしなくてもすぐにインストールできるというのでダウンロードしてみた。


ダウンロードはWindows Updateの「詳細情報」からダウンロードページにアクセスできた。


インストールも無事完了してさっそく使ってみた。いくつか操作感が変わったり機能が追加されたりしたほか、アプリの不具合もけっこう出たのが気になった。ATOK月額版の再認証が必要になったり、ブルーレイドライブにバンドルされていたDVD書き込みソフトでエラーが出たり。致命的というほどではないけど、それなりに対応は必要だと思った。
あと、タスクバー右下の時刻表示が、歴代Windowsの右下部分から、「ちょっと左」に移動したのが地味に気になる。今までの右下部分には通知ボタンが割り込んでいる。今までの位置にカスタマイズできればいいのに。





●その後のアップデート記録

以下の記事を書いている時点のバージョンへは無事アップデートできている。
もしもアップデート対象外になったら追記しようと思う。

hidebox.hatenablog.com

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