hideboxのブログ

淡々と情報を書いていますが、生成AIによる自動ブログではなく、生身の人間が書いたオリジナル記事です。

UNIGINE Heaven DX11 Benchmark 2.5を試す・音が出ない不具合解決

※3.0が出ています。文末の追記参照。


UNIGINE Heaven Benchmark(ヘブン・ベンチマーク)という3Dデモソフト(3Dベンチマークソフト)がある。以前に何度か書いたけど緻密で綺麗な出来が気に入っている3Dデモの一つ。
Unigine Heaven Benchmark を走らせてみる (2010.11.11)
Unigine Heaven Benchmark の音が出ない不具合→解決 (2011.1.26)


そのHeaven BenchmarkがV2.1からV2.5にバージョンアップされた。以前ダウンロードしたときはNVIDIAのサイトからだったけど、最近制作元のUNIGINEのサイトを見に行って偶然見つけた。3/2にバージョンアップされたらしい。タイトルはDirectX11対応を強調した「Heaven DX11 Benchmark 2.5」になっている(ただしV2.1で既にDirectX11には対応)。Professional Editionが追加されたので、今までのものはBasic Editionと呼ばれることになったらしい。


というわけで早速ダウンロードしてみた。
http://unigine.com/products/heaven/
デモの内容はほとんど変わっていないようだった。ランチャのデザインが変わったのと、デモ表示中のチラつきが無くなった気がする程度。リリースノートによると安定性が向上したり細かい改良点はあるらしい。



今までのV2.1で気になっていた「音が出ない」不具合だけど、今度のV2.5でもインストール直後は鳴らなかった。
ただ、リリースノートをよく読むと「既知の問題」(Known Issues)として対策が書いてあった。
「Crash on Creative SB X-Fi cards」、Sound Blaster X-Fiカードでは不具合が起きると書いてある。
OpenALを正常に動かすために「gaming mode」にしろ、とのこと。


いま使っているサウンドカードはCreativeの「PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium」だけど、添付ソフト「コンソール ランチャ」をいつも使っているエンターテインメントモードからゲームモードに切り替えてみたところ、ちゃんと音が鳴るようになった。



というわけで長い間謎だった、音が鳴らない不具合も何とか解決。
ちなみにベンチマークのスコアはこんな感じ。過去記事の前バージョンのスコアと大きな変化はない模様。
PC構成は、ASUS P7P55D-E・Intel Core i7-870・NVIDIA GeForce GTX460・メモリ16G(4Gx4)。全てオーバークロック無しの定格運用。

                  • -

FPS: 29.7
Scores: 748
Min FPS: 19.7
Max FPS: 66.5

                  • -

Render: direct3d11
Mode: 1920x1080 fullscreen

                  • -


追記
バージョン3.0では音の出ない不具合が解決。
UNIGINE Heaven DX11 Benchmark 3.0では音が出ない不具合が解決 (2012.10.20)