hideboxのブログ

淡々と情報を書いていますが、生成AIによる自動ブログではなく、生身の人間が書いたオリジナル記事です。

はてなキーワード、リダイレクトキーワードの異常なリンクスコア低下が気になる

はてなキーワードを見るのが好きで自分でもけっこう編集している。旧ID、「はてなダイアリーキーワード」と言っていた頃も含めると編集歴も割と長い。
去年の後半に実装されたリダイレクト機能、これは編集する側にとってはとても嬉しい機能で、特にはてなキーワードでは日記からリンクする機能があるので、辞書的な正式表記と日記に書く通称・略称とのズレを埋めてくれる作用がある。
例えば「笑っていいとも」の正式名称は「森田一義アワー 笑っていいとも!」だけど、こんな正式表記で日記に書く人はまずいないし、スペースや!マークの全角・半角の違いも含めると、正式表記だけでフォローできるダイアリーはごく少数になってしまう。つまり一字一句同じ表記をされたダイアリーだけではない、同じ意味の単語を書いてある日記を読みたい人にとって、リダイレクト機能はとても嬉しいわけだ。


というわけで、リダイレクト機能が実装されてからのキーワード作成は、メインキーワードに正式表記、サブキーワードに日記で多用されそうな通称・略称、別表記という構成にしてリダイレクトするようにしていた。「ああ、これで日記の慣用表記を気にせず正式表記をメインキーワードにできる」と喜んでいた。
しかし最近リダイレクト元キーワードのリンクスコアが異常に低下するという現象が多発していて気になっている。


例えば「志賀原子力発電所」というキーワードを作ってみた。これは別名が「能登原子力発電所」で、よく使われる略称が「志賀原発」「能登原発」。そこで別名・略称をリダイレクトキーワードにして作成したところ、略称のリンクスコアが作成後1か月足らずで激減し、リンクスコア20(デフォルトでは日記からリンクされない)になった。



なお、過去に他の人が正式名称を登録し、自分が略称キーワードだけを作成しリダイレクトしたものもリンクスコアが下がっている。ただ、言及される頻度の高そうな「福島第一原発」については、何とかリンクスコア低下を免れているよう。



ちなみに、ずっと以前に他の人が作成した正式名称・略称を新着キーワードに上げずに「ちょっとした更新」でリダイレクト処理したものは、リダイレクト後同じくらいの日数が経ってもリンクスコアはほとんど下がっていない。



つまり、新着キーワードとしてリダイレクトキーワードが上がった場合、それを見てリンクスコアを下げる人がいるのではないかと思っている。リンクスコアを下げている人は、実際に日記からキーワードリンクを参照した人ではなく、いわゆる「新着キーワードマニア」なのではないかということ。新着キーワード欄に上げずに「ちょっとした更新」オプションで編集した過去のキーワードのリンクスコアに変化が少なかったことから、その可能性が大なのではないかと思っているわけだ。


このリンクスコア低下は、原発関連キーワードだけではないので、3.11ショック以降この手の話題に敏感になっている人というわけではなさそう。例えば次のように、エンタメ系英表記キーワードからカタカナ表記、その逆、企業名の通称・略称などもリンクスコアが激減、日記からリンクされないものも出てきている。



このリダイレクトキーワードは「新着キーワードマニア」だけが気になっているものだろうか。それとも、普通に日記に言及された人もリダイレクトキーワードからのリンクを好まないものなのか。
編集キーワードの履歴から言及数を見ると、リンクスコアの大量減少に見合うだけの日記言及がなかったり、ほとんどがプライベートダイアリーだったりと不自然な印象も多い。普通に日記を書いた人のリンクスコア操作とは思えない節が多々ある。
わざとリダイレクトせずに、普通の「→」表示だけの誘導にして、リンクスコアの低下が目立つようにしたら、そのキーワードを普通にアクセスした(新着キーワードマニア以外の)人が気付きやすくなるかも、と思ったりもしている。今後はそういう技も使うかもしれない。また、どうも3.11ショック以降、映画名・企業名など普通のキーワードの不可解なリンクスコア低下も増えているようなので、他の人の作ったキーワードで自分に役立つものは、こまめにリンクスコア投票してスコアを上げようと思っている。


(このことについては、キーワード編集でよくIDを見かける他の方の考えも気になります)


追記:このダイアリーに書き、不特定多数の人が見ることは「新着キーワード」に上げるのと同様の影響が出るはずで、それは考慮の上で書いたわけです。今回言及したキーワードの今後のリンクスコア変化も見てみますが、以前似たような話題を書いたときは当該キーワードのリンクスコアに意外な変化が起きました。