hideboxのブログ

淡々と情報を書いていますが、生成AIによる自動ブログではなく、生身の人間が書いたオリジナル記事です。

ウォークマン購入 (SONY NW-A25HN)

ヘッドホンステレオを買った。
ソニーウォークマン。型番はNW-A25HN。
NW-A20シリーズ(2015年10月10日発売のAシリーズ)のハイレゾ対応ノイズキャンセリングヘッドホンつき、16GBタイプ。


PCでCDからリッピングしたりダウンロード購入したりして音楽を聴くとき、最近はすっかりFLACなどの高音質フォーマットがメインになってきた。
いま使っているモバイル端末はNexus7(2013)で、音楽もそれなりの低音質で聴けるけど、もっといい音で聴ける専用機が欲しくなって、A20シリーズ発売のタイミングで購入。


発売日の前日に家電量販店に行ってみた。
私「すいません、新型ウォークマンって明日店に来たら買えますか?」
店員「あ、もう入荷してますよ。買います?」
私「マジすか…」
というわけで2015年10月9日にフライング購入。
色はブラックとシルバーで迷ったけど、このシリーズはヘッドホンが本体と同色で、濃色系のヘッドホンが欲しかったのでチャコールブラックにした。真っ黒ではなくてガンメタリックっぽい、いい色。


箱。さっそく開封


箱の中身はこんな感じ。
本体、ヘッドホン、接続ケーブル、イヤーピース、ケーブルクリップ、説明書類。


初充電。PCのUSB端子に接続ケーブルをつないだら、自動的に認識したけど満充電までガマンしてみた。
スマホタブレット用のUSB充電器が使えるので、充電しながら聴きたいときはそっちが便利かも。


ちなみに私がタブレットで使っている急速充電器。iBUFFALOのBSMPBAC01WH。
ウォークマンでも普通に使えた。ソニー純正の「AC電源アダプター AC-NWUM60」は出力が800mAだけど、iBUFFALOのは2.0Aあるのでスペック的にも充分な感じ。


充電時の消費電流をUSB電流電圧計を使って実測してみたら、USB充電器・自作PCのUSB端子ともに約0.4Aだった。最近のスマホは1A以上で充電する製品も多いので、そんな充電器なら余裕で使えそう。


充電も完了してさっそく使ってみた。
さすが専用機だけあって、Nexus7(2013)とは別格のいい音。
量販店ではウォークマンに高級ヘッドホンをつないだ試聴コーナーがあったりするけど、手持ちの密閉型モニターヘッドホンをつないで聴いてみたら、確かにオーディオ機器のちゃんとした音で鳴る。家中のヘッドホンをつなぎ替えて聴いてみたら、それぞれ違う音がする。これはヘッドホン選びも楽しみになりそう。


付属のヘッドホン(ハイレゾ対応ノイズキャンセリングつき)もなかなかいい音がする。
NW-A25HNの「ヘッドホン選択」設定項目にはこのヘッドホン専用の項目があって、試しに専用ではない「その他のヘッドホン」に切り替えると音がガラッと変わった。ノイズキャンセリングヘッドホンは低音が多く出たり特性が違うようなので、専用モードはそれがフラットに聴けるように補正が施されているんだと思う。
また、専用設定の中には更に「Clear Phase」という音響特性最適化処理のオン・オフ切り替えがある。この設定でもかなり音が変わって、オンにすると元気でキラキラな音、オフにするとクリアで締まった音になった。私はモニターヘッドホン的な音が好きなのでClear Phase設定はオフで使っている。どこかのネット記事レビューで「元気な音」評価をしていた人は、これをオンで聴いたのでは?と思ったりしている。
なお、型番の末尾に「HN」のつかないNW-A25というのもある。違いは付属のノイズキャンセリングヘッドホンが「ハイレゾ対応でない」(型番MDR-NC31)こと。最初から別の高級ヘッドホンをメインで使う予定の人はこっちを選ぶ手もあるかもしれないけど、後から単品でNW-A25HN付属ヘッドホン(型番MDR-NW750N)を買うと1万円くらいするし、価格の差を考えるとNW-A25HNを買ってMDR-NW750Nも手に入れておくのは悪くない選択だと思う。


ヘッドホン選択設定だけでも音はかなり変わるけど、DSEE HX(アップスケーリング回路)とかイコライザーとか、音質を変えられる要素はいくつかあって、それを組み合わせて使っていけば、自分好みの音が見つかりそうな気がする。
ちなみに「ClearAudio+」というデジタル処理効かせまくりの設定もあるけど、これはちょっと音が変わりすぎて私には合わなかった。「VPT(サラウンド)」とか「クリアステレオ」もあまり使わないんじゃないかと思っている。


イヤーピースはS、M、Lの3種類が入っている。今までに使ったカナル型ヘッドホンでは、ほとんどMサイズで問題なく使えたので、今回もMサイズでしばらく使っていたけど、試しにSサイズに替えて、強めにねじ込むような感じで(密閉度高めで)聴いてみたら低音が出てダイレクト感のある音になった。こっちの音が気に入ったので私はSサイズで常用している。「まぁMでいいんじゃないか」などと思わずに、全サイズをしばらく使い込んで自分にフィットするサイズを見極めた方がいいと思った。
ソニーにユーザー登録した人に送られてくる使いこなしメールでは、「耳の左右でもフィットするサイズが違うことがある」とか書かれていたのでけっこう微妙なのかもしれない。気密性の高そうな別売りイヤーピース(ソニーだとノイズアイソレーションイヤーピース)に替えてみるのもいいかも。
イヤーピースの合う合わないはかなり重要なようで、いろんな製品のレビューでもピッタリのイヤーピースにしたとたんに高評価というのをしばしば見かける。イコライザーをいじったりClearAudio+などのエフェクトをかけたりエージングに期待したりする前に、納得いくまでイヤーピースを合わせた方がいいと思う。


あと今回のNW-A20シリーズからハイレゾ対応になったノイズキャンセリング機能、これがかなり効く。まったく無音になるわけではなくて、会話などは聞こえるけど、雑踏のザワザワ、ゴーといった中低音ノイズは劇的に小さくなる。ガラス戸を1枚閉めた感じに静かになる。
たまにノイズキャンセルが効きすぎて不自然な音になる製品もあるようだけど、この製品は音色の変化をまったく感じないままノイズだけが減る感じ。これなら常用しても問題ないレベルだと思う。


というわけで音質にはかなり満足している。CDをFLAC(CD音質そのまま)で聴けるのが嬉しい。ただ、大喜びで手持ちのCDを転送していたら、あっという間に16GBを使い切ってしまった。
まあFLACメインで使えばこうなると予想はしていたけど、ウォークマンを買った翌日に増設メモリカードTranscendのマイクロSDカード、64GB)もamazonで注文。特に認識しないとかフォーマットできないなどの不具合もなく無事使えている。内蔵メモリとの音質の差も特に感じない。これでしばらくは大丈夫かも。


保護ケースも買った。エレコムのシリコンケース、液晶保護フィルムつき。「2014年発売モデル用」(A10シリーズのこと)と書いてあったけど、A20シリーズはA10シリーズと外寸が同じで、純正ケース・カバーもA10用と共用になっている。この製品も問題なく使えた。2015年版のクリアタイプも出るようだけど、保護フィルムが付属しないような記述なので要確認。
このシリコンケースはHOMEボタン部分もちゃんとカバーされている。ボタンがむき出しになるタイプのケースも多いので、エレコム2014年版があるうちに買っておいてよかったと思っている。
付属の保護フィルムは表示窓全面を覆う大きさ。純正の保護フィルムは一回り小さくて、HOMEボタン上の部分がカバーされない。頻繁に指で触りそうな部分なので、かえって純正よりも安心。


そんなわけで、私のモバイルオーディオ端末は、Nexus7(2013)からウォークマンNW-A25HNに完全移行してしまった。
この他にも、「朝のおすすめ」的な曲を自動選択する「おまかせチャンネル」が面白かったり、FMラジオがチョイ聴きに便利だったり、これからいろいろと楽しめそう。以上、簡易レビュー。