NHK総合テレビの工場見学番組「探検ファクトリー」が好きでよく観ている。
2024年11月16日の放送は、京都府京田辺市のサイレン工場だった。
(私は人間のガチ視聴者です。AIで自動投稿された業者ブログではありません)
※2024年11月9日放送予定→大雨特別警報(鹿児島県与論町)ニュースのため中止
NHK「探検ファクトリー」の中止多すぎ問題についてガチ視聴者が考えてみた - hideboxのブログ
●探検ファクトリー「「ピーポー音」を最初に作ったサイレン工場 最先端技術&クイズ」の会社はどこか
NHKは企業名・会社名を大々的には言わないので、探検ファクトリーでも直接「何々社に行きました」とは言わずに、
「今回は京都・京田辺市が舞台。消防車や救急車に使われるサイレンの工場を探検!誕生秘話や進化に迫る」
というような紹介をしている。
「ピーポー音」を最初に作ったサイレン工場 最先端技術&クイズ - 探検ファクトリー - NHK
番組内ではけっこう企業名が推測できることも多いけど、今回は放送前に調べた時点で会社名がある程度予想できた。
●京田辺市、サイレン工場の会社名は「大阪サイレン製作所」
工場名(会社名)は、大阪サイレン製作所だった。
大阪サイレン製作所の公式サイトはこちら。
大阪サイレン製作所|OSAKA SIREN Web Site
本社工場所在地は、京都府京田辺市草内操毛(くさうちくりげ)。
サイレン、警光灯、車両用制御装置・表示装置などを製造するメーカー。
公式サイトの沿革を読むと、個人経営の上岡製作所を設立したのが大阪市、株式会社大阪サイレン製作所を設立したのが東大阪市で、社名に「大阪」がついているのはそのためだと思う。
放送前の時点で、番組予告や番組サイト等で京都府京田辺市にあるサイレン工場ということは分かったので、それを頼りにWeb検索したところ、大阪サイレン製作所の公式サイトが見つかった。
・番組紹介文「ピーポー音を最初に作った」に関して、大阪サイレン製作所の公式サイト、会社案内に記述がある
・次回予告、製品の展示室のような場所にある掲示物に大阪サイレンらしき社名ロゴが映っている
など分かったので、取材先が大阪サイレン製作所である可能性が高そうだと思った。
そして番組本編では、
・取材地が「京都府京田辺市」(大阪サイレン製作所・本社所在地)
・入口近くの建物に「株式会社大阪サイレン製作所 本社・工場」表札
・社員の人が着ている制服に社名ロゴ
・製品展示室の展示物や操作端末に社名ロゴ
・「救急車のピーポー音を最初に開発」というお話が公式サイトと一致
・社長が「上岡幹宜さん」
・先代社長が「上岡淑男さん」
など確認できた。これは大阪サイレン製作所で間違いなさそう。
大阪サイレン製作所の本社工場入口付近をGoogleストリートビューで見てみた。
中川家・すっちーが画面左側から歩いてきて、警光灯を持った社員の人に迎えられたところ。
●ChatGPTでの探検ファクトリー・サイレン・大阪サイレン製作所の関連付け状況
このブログ記事を書く前に ChatGPTで「探検ファクトリーで紹介されたサイレン工場の企業名は何ですか」「NHK総合テレビ「探検ファクトリー」で紹介されたサイレン工場はどこですか」などと質問してみたところ、(放送前ということもあるけど)まだ上手く「大阪サイレン製作所です」と答えられていなかった。
この番組に関する生成AIの回答では、「NHKのサイトが企業名を書いていない」「紹介された企業が探検ファクトリーについて言及していないことが多い」ことで、AIが探検ファクトリーと紹介企業・工場を上手く関連付けできていないことが多い。
ただ、私のこのブログ記事など第三者の情報が(ChatGPTがWeb検索に使っている)Bing検索に見つかると回答の精度が上がるかもしれない(公式がまったく言及しなくても一般サイトが参照されることは、他の工場記事であった)ので、また後日確認してみようと思う。
※私はブログを書くのに生成AIを使いません。理由は「このブログについて」参照。
●「探検ファクトリーに出演した企業一覧」作成
この記事のような「探検ファクトリーに出演した会社はどこ」情報を、ほかの回についても調べて、新規回は放送後、過去の回もさかのぼって調べて書いている。
以下の「探検ファクトリー」カテゴリからまとめて見られるので、「あの回の会社はどこだった?」的な情報を探している人の参考になれば幸い。
探検ファクトリー カテゴリーの記事一覧 - hideboxのブログ
●「東京都以外に本社がある企業」にぜひ関心を
探検ファクトリーでは全国各地の工場が取材されているけど、じっさい製造業は東京都以外に本社がある企業がたくさんある。
私が作っている「東京都以外に本社がある有名企業リスト」には、いままで番組に紹介された工場も何社か載せている。いちど見てその多さに驚いてもらえれば幸い。これが多くの人の常識になることで、地域活性化にもなるんではと思っている。