hideboxのブログ

淡々と情報を書いていますが、生成AIによる自動ブログではなく、生身の人間が書いたオリジナル記事です。

PICASA3の設定(データベース)を新OSに移行してみた

Googleが提供しているフリーの画像管理ソフト、PICASA3はなかなか便利。
軽いし、人の顔を認識して誰が写真に写っているかを判断する機能まである。
この顔認識機能がなかなか面白くて、持っている画像にある程度の数を名前登録していくと、次からは「誰々さんの画像ですか」と推測してくれたりして、つい名前登録にハマってしまったりもした。


というわけで顔認識したデータベースはけっこうな情報量を記憶したはずだけど、最近旧OS(HDD)から現OS(SSD)へ切り替えたということもあって、またイチからデータベースを作り直すのも大変だし、何とか移行させてみることにした。


PICASA3自体には、データベースのインポート・エクスポート機能はないようだ。IEのお気に入りインポート・エクスポート機能みたいに、ユーザーが手間ひまかけたデータなんだからこれは必要な気がするけど、残念ながらついていない模様。
というわけで、それらしいデータが格納されている場所を探して、旧OSからコピー、新OSに書き込んでみることにする。
データベース移行についてちょっとググってみたところでは、何やら特定のフォルダ内の特定のファイルをコピーすれば、みたいな記述も見つかったけど、成功したのかあいまいな感じ。というわけで、今回はデータ格納しているっぽいフォルダを丸ごとコピーしてみることにした。


データの格納場所は、PICASA3の「ツール」→「試験運用」→「データベースの場所を選択」で調べることができる。


自分の場合はすでに旧OSの時、この機能を使ってデフォルトの「アプリケーション データ\Google\Picasa2\」から別パーティションにフォルダを作ってデータを移動させてあった。


そのフォルダを丸ごと新OSにコピーして、ちゃんと動くか試してみることにする。
PICASA3のデータベースはけっこう巨大になるとは聞いていたけど、フォルダの容量は数GBあった。新OSはSSD運用なので、まだ空き容量はけっこうあるけどひとまずデータ用のHDDにフォルダを作って、そこにコピーすることにした。
そして「データベースの新しい場所」としてそのフォルダを指定、再起動した。


ただ、再起動後すぐに元の顔認識情報が再現されるかと思ったら甘かった。
登録した人名は並んでいるけど、登録した画像は空っぽになっている。
それでは、と画像を再スキャンしてみることにした。
「ファイル」→「Picasa にフォルダを追加」でフォルダ マネージャを開き、再スキャンさせたい画像のあるフォルダを「常時スキャン」指定した。


この再スキャン操作でうまくデータベースが再現された。画像が多かったのでかなり時間がかかって、「顔をスキャン中」的なメッセージが消えた後も何やらCPUがせっせと働いている(タスクマネージャのCPU使用率がアイドルにならない)状態がけっこう続いた。
それが終わった頃にPICASA3の画面を確認してみたら、大量の登録画像がほぼ元通りに再現されているようだった。


それからしばらく使っているけど、特に不具合はなさそう。これで成功といっていいかも。
でも、やっぱりインポート・エクスポート機能は欲しいなぁと思った。


Picasa - Google
http://picasa.google.com/intl/ja/